自動車には、多くのボディタイプがあります。その中でも、ファミリーカーとして高い人気を誇るのがミニバンです。そしてミニバンの中にもさまざまなボディサイズがあり、燃費性能や価格帯にもばらつきが見られます。
車を購入する際に、燃費性能を気にする方も多いでしょう。そこで今回の記事では、燃費の良いミニバンを探している方に向けて、「最新のミニバン燃費ランキング」を紹介します。ぜひ、車選びの参考にしてください。
最新のミニバン燃費ランキングTOP20
昨今では、燃費の良いミニバンも数多く登場しています。実際にどの車種が低燃費になっているのか、気になっている方も多いでしょう。
ここでは、ミニバンの低燃費車種TOP20を、ランキング形式でご紹介します。なおこちらのランキングは、ネクステージでのWLTCモードの燃費情報を参考に作成いたしました。ぜひ車選びに役立ててください。
1位 シエンタ/トヨタ(28.8km/L)
シエンタは1.5Lエンジンにモーターが組み合わされたハイブリッドで、2.0Lクラスの車にも負けない力強い走りが可能です。また、バッテリーを2列目の足元に設置しているため、低重心の低床設計となっています。エンジン性能とボディ設計により、安定した走行性と低燃費を両立させました。
燃費(WLTCモード) | 28.8km/L |
新車価格 | 195万円~310万8,000円 |
中古車価格 | 19万9,000円~369万7,000円 |
(2022年11月現在の情報です)
(参考: 『シエンタ(トヨタ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
2位 ノア/トヨタ(23.4km/L)
ノアは、ガソリン車とハイブリッド車の2種類が設定されています。ハイブリッド車には、ヴォクシーと同様トヨタ初となる1.8Lハイブリッドシステムが搭載されている点が特徴です。そのため滑らかな走りが体感でき、燃費性能も優れています。
燃費(WLTCモード) | 23.4km/L |
新車価格 | 267万円~381万円 |
中古車価格 | 19万9,000円~495万9,000円 |
(2022年11月現在の情報です)
(参考:『ノア(トヨタ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
3位 ランディ/スズキ(23.2 Km/L)
スズキ ランディは、1.8Lハイブリッドシステムを搭載しており、優れた燃費性能を実現しています。エンジンもハイブリッド特化であり、なめらかな加速が魅力的です。エクステリアの存在感や、スズキの先進技術を活かした安全性能など、さまざまな魅力がある車と言えます。
燃費(WLTCモード) | 23.2 Km/L |
新車価格 | 310万6,400円~369万7,100円 |
中古車価格 | 58万9,000円~214万7,000円 |
(2022年11月現在の情報です)
(参考:『ランディ(スズキ)の中古車一覧』)
4位 ヴォクシー/トヨタ(23.0km/L)
ヴォクシーは、2.0L直列4気筒ガソリン車と、トヨタで初となる1.8Lエンジンとモーターを組み合わせたハイブリッド車をラインアップしています。徹底されたユニット制御が高効率化されたことで、トップレベルの低燃費が実現されました。また、安全面では、全車にToyota Safety Senseが標準装備されています。
燃費(WLTCモード) | 23.0km/L |
新車価格 | 309万円~396万円 |
中古車価格 | 39万7,000円~519万9,000円 |
(2022年11月現在の情報です)
(参考: 『ヴォクシー(トヨタ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
5位 フリード+ハイブリッド/ホンダ(20.9km/L)
フリード+ハイブリッドは、2種類のハイブリッドシステムがあります。特徴的なのは、1.5Lガソリンエンジンにモーターとデュアルクラッチミッションが合わさったスポーツハイブリッドi-DCDです。
フリード専用にギア比が設定されており、ミニバンでも低燃費で軽快な走りが体感できます。ハイブリッドに4WDが用意されている点も魅力です。
燃費(WLTCモード) | 20.9km/L |
新車価格 | 265万5,400円~308万4,400円 |
中古車価格 | 164万9,000円~229万9,000円 |
(2022年11月現在の情報です)
(参考: 『フリード+(ホンダ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
6位 フリードハイブリッド/ホンダ(20.9km/L)
フリードのハイブリッドは、燃費向上と力強い走りが体感できます。「2030年度燃費基準+80%/85%」に対応し、全グレードで「平成30年排出ガス基準75%低減レベル」をクリアしているため、低燃費で環境にもやさしい車です。
燃費(WLTCモード) | 20.9km/L |
新車価格 | 263万3,400円~327万8,000円 |
中古車価格 | 59万9,000円~269万9,000円 |
(2022年11月現在の情報です)
(参考: 『フリードハイブリッド(ホンダ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
7位 オデッセイハイブリッド/ホンダ(20.8km/L)
オデッセイのハイブリッドには、2.0Lガソリンエンジンを基にしたSport Hybrid i-MMD(Intelligent Multi-Mode Drive)が採用されています。車体サイズと重量の割に低燃費であるため、クラストップを誇る燃費性能が特徴です。
燃費(WLTCモード) | 20.8km/L |
新車価格 | 428万6,000円~458万円 |
中古車価格 | 239万9,000円~539万9,000円 |
(2022年11月現在の情報です)
(参考: 『オデッセイハイブリッド(ホンダ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
8位 メビウス/ダイハツ(20.7km/L)
メビウスは、トヨタのプリウスアルファを基にOEM供給を受けた車です。1.8Lエンジンとモーターが合わさったハイブリッドシステムで、燃費性能が高くなっています。
また、空力性能がCd値0.29と優れている点も魅力です。2021年3月に生産終了しているため、新車での購入はできません。
燃費(WLTCモード) | 20.7km/L |
新車価格 | 生産終了 |
中古車価格 | 在庫なし |
(2022年11月現在の情報です)
(参考: 『メビウス(ダイハツ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
9位 プリウスα/トヨタ(20.7km/L)
プリウスαは、プリウスの兄弟車です。小型化・軽量化された高性能のハイブリッドバッテリーである、リチウムイオンを初めて搭載した先駆車となっています。3代目プリウスまでは搭載されておらず、プリウスαが搭載した後の4代目から搭載されるようになりました。2021年3月に生産終了されています。
燃費(WLTCモード) | 20.7km/L |
新車価格 | 生産終了 |
中古車価格 | 59万9,000円~319万9,000円 |
(2022年11月現在の情報です)
(参考:『プリウスα(トヨタ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
10位 ステップワゴン/ホンダ(20.0 Km/L)
ホンダ ステップワゴンは、2モーターハイブリッドシステム「e:HEV」を搭載している車種です。「EVモード」「ハイブリッドモード」「エンジンモード」の3つのモードを活用でき、高効率なドライビングが可能となっています。減速感を4段階で調節できる減速セレクターなど、便利な機能も豊富です。
燃費(WLTCモード) | 20.0 Km/L |
新車価格 | 299万8,600円~338万2,500円 |
中古車価格 | 19万円~399万9,000円 |
(2022年11月現在の情報です)
(参考:『ステップワゴン(ホンダ)の中古車一覧』)
11位 ステップワゴンスパーダ/ホンダ(20.0km/L)
ステップワゴン スパーダは、2モーターハイブリッドの「e:HEV」を搭載しています。3つのドライブモードがあり、運転環境に合わせた使い分けが可能です。そのため力強い走りができるだけでなく、低燃費を実現しています。また、スポーティな走りが体感できるSレジンも備わっている点が特徴です。
燃費(WLTCモード) | 20.0km/L |
新車価格 | 325万7,100円~384万6,700円 |
中古車価格 | 49万9,000円~389万9,000円 |
(2022年11月現在の情報です)
(参考: 『ステップワゴンスパーダ(ホンダ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
12位 エスクァイア/トヨタ(19.8km/L)
エスクァイアは、2.0L直列4気筒エンジンの「Gi」、1.8Lアトキンソンサイクルエンジンとハイブリッドが組み合わされた「ハイブリッドGi」をラインアップしています。
Giは高効率のバルブマチックやSuper CVT‐iが採用され、ガソリン車の中でもトップレベルの環境性能です。2021年12月に生産終了されています。
燃費(WLTCモード) | 19.8km/L |
新車価格 | 生産終了 |
中古車価格 | 134万9,000円~369万9,000円 |
(2022年11月現在の情報です)
(参考:『エスクァイア(トヨタ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
13位 ソリオ/スズキ(19.6km/L)
ソリオは、ハイブリッド車とマイルドハイブリッド車・ガソリン車がラインアップされています。ハイブリッド車は2WDのみの設定です。
トランスミッションがそれぞれ異なり、ハイブリッドには5速AGS・マイルドハイブリッド、ガソリン車にはCVTが搭載されています。
燃費(WLTCモード) | 19.6km/L |
新車価格 | 151万5,800円~214万8,300円 |
中古車価格 | 89万9,000円~229万9,000円 |
(2022年11月現在の情報です)
(参考: 『ソリオ(スズキ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
14位 デリカD:2/三菱(19.6km/L)
デリカD:2は、1.2L4気筒エンジンとモーター機能が付いた発電機のマイルドハイブリッドシステムが搭載されています。
また、エアコン使用時のアイドリング設定を3つのモードから選択できるシステムやオートストップ&ゴーなど、燃費の向上に繋がる機能が多く搭載されている点が特徴です。
燃費(WLTCモード) | 19.6km/L |
新車価格 | 188万3,200円~236万8,300円 |
中古車価格 | 29万9,000円~159万9,000円 |
(2022年11月現在の情報です)
(参考: 『デリカD:2(三菱)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
15位 ソリオバンディット/スズキ(19.6km/L)
ソリオバンディットは、ソリオの派生モデルです。そのため、スペックはソリオとほぼ同じ内容になっています。
搭載されている1.2L 4気筒エンジンは、力強い走りと低燃費の両立だけでなく静粛性も抜群です。なお、ソリオバンディットはワングレードのみとなっています。
燃費(WLTCモード) | 19.6km/L |
新車価格 | 200万6,400円~213万1,800円 |
中古車価格 | 39万9,000円~250万5,000円 |
(2022年11月現在の情報です)
(参考: 『ソリオバンディット(スズキ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
16位 ポルテ/トヨタ(19.0km/L)
ポルテは、1.5L直列4気筒のエンジンにSuper CVTのトランスミッションを組み合わせています。そのため、動力性能と低燃費が実現されました。
また、助手席側のドアが大開口ワイヤレス電動スライドドアになっている点も特徴です。スペイドと同じく2020年12月に生産終了しているため、中古車のみの購入しかできません。
燃費(WLTCモード) | 19.0km/L |
新車価格 | 生産終了 |
中古車価格 | 44万9,000円~99万9,000円 |
(2022年11月現在の情報です)
(参考:『ポルテ(トヨタ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
17位 スペイド/トヨタ(19.0km/L)
スペイドは低燃費を追求したVVT-iEエンジンを搭載しており、2WD車でもハイブリッドと変わらないほどの燃費を実現します。
安全性能の高さも見逃せません。レーザーレーダーと単眼カメラで衝突を予測し、警報を発するプリクラッシュセーフシステムが搭載されています。なお、スペイドは2020年12月に生産終了されているため、中古車でしか購入できません。
燃費(WLTCモード) | 19.0km/L |
新車価格 | 生産終了 |
中古車価格 | 49万9,000円~89万9,000円 |
(2022年11月現在の情報です)
(参考: 『スペイド(トヨタ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
18位 カングー/ルノー(19.0km/L)
カングーは、ルノー独自のツインクラッチ6速EDCが採用され、ギアチェンジもスムーズに行えます。シフト操作を楽しみたい方は、6速MTを選択することも可能です。
エンジンには、2.0Lクラスの力強い加速を体感できる1.2L直噴ターボエンジンが組み合わされています。燃費の良さに加え、安全性能が充実している点も魅力です。
燃費(WLTCモード) | 19.0km/L |
新車価格 | 254万6,000円~264万7,000円 |
中古車価格 | 162万9,000円~339万9,000円 |
(2022年11月現在の情報です)
(参考:『カングー(ルノー)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
19位 Bクラス/メルセデス・ベンツ(18.8km/L)
メルセデスベンツのBクラスは、小型化・軽量化された1.4L直列気筒ターボエンジンを搭載し、燃費の向上を図っている点が特徴です。
また、対話型インフォテインメントシステムのMBUXが搭載され、声をかけるだけでヒーターなどさまざまな操作を行う機能が搭載されています。
燃費(WLTCモード) | 18.8km/L |
新車価格 | 467万円~523万円 |
中古車価格 | 69万9,000円~399万8,000円 |
(2022年11月現在の情報です)
(参考:『Bクラス(メルセデス・ベンツ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
20位 ジャスティ/スバル(18.4km/L)
ジャスティは、ダイハツ トールのOEM車です。トヨタのルーミーとは姉妹車にあたり、トップクラスの低燃費を誇っています。アイドリングストップ機能やスマートアシストIIが、全車に標準装備されている点が特徴です。燃費と新車・中古車価格は、以下からご確認ください。
燃費(WLTCモード) | 18.4km/L |
新車価格 | 196万4,600円~216万4,800円 |
中古車価格 | 99万9,000円~147万3,000円 |
(2022年11月現在の情報です)
燃費のいいミニバンに乗ろう!
ミニバンは3列シートを有した、7~8人以上乗れる車のことを言います。ミニバンの語源は、小さいキャラバン(キャンピングトレーラー)です。フルサイズの車が多いアメリカでは、ミニバンサイズであっても小型になることからそう名づけられました。まずは、ミニバンの魅力と燃費モードについて確認しましょう。
ミニバンに乗る魅力
ミニバンは大人数乗ってもゆとりがある、荷物を多く積めるなどからファミリー層からの人気が高い車です。ドライブやアウトドアに最適で、ミニバンの特徴を生かした乗り心地を体感できます。
最近はハイブリッド車をラインアップしているミニバンも多くあり、燃費性能が向上されている点も魅力です。
燃費性能が高いと燃料費を抑えられるため、維持費の節約にもつながります。環境性能も高いことから、エコカー減税をはじめとした税率軽減制度が適用される点も魅力です。
カタログの燃費モードについて
カタログの燃費モードには、2種類あります。JC08モードは日本独自の検査基準で、燃料1Lで何km走行できるか、速度を変えて市街地や郊外での走行を想定した測定法です。
WLTCモードは国際的な燃費基準で、市街地・郊外・高速道路の走行モードで構成され、それぞれの数値と平均値を表示しています。実際の走行条件に限りなく近い状態で測定されているため、自分の乗り方に合った車選びができる点が特徴です。
ミニバンのボディサイズごとの特徴
ミニバンのボディサイズは、大きく分けて「コンパクトサイズ」「ミドルサイズ」「ベーシックサイズ」「プレミアムサイズ」の4種類です。それぞれどのような特徴を持っているのか、気になっている方も多いでしょう。
ここでは、ミニバンのボディサイズについて、4つのトピックに分けて紹介します。
コンパクトサイズ
コンパクトサイズは、その名前の通り、ミニバンの中でも最も小さなボディサイズです。コンパクトカーがベースとなっており、全長4,200mm前後が基準となっています。
コンパクトサイズのメリットは、街中での運転がしやすいことです。特に日本は、入り組んだ道が多いなど特殊な道路事情になっているため、車体がコンパクトだと取り回しが楽になります。室内空間も十分に確保されている車種が多く、3列シートのアレンジができるものも珍しくありません。
ミドルサイズ
ミドルサイズは、コンパクトサイズよりは大きいものの、一般的なミニバンよりは小さく設計されているボディタイプです。ミニバンとしての室内空間を確保しつつ、コンパクトミニバンならではの運転しやすさを備えています。
ミドルサイズのメリットは、低重心になっているモデルが多くあることです。コンパクトサイズのミニバンよりも、走行安定性に優れています。またヒンジタイプのドアを選べるなど、スライドドア以外の選択肢が見えてくるのも、このボディサイズです。
ベーシックサイズ
ベーシックサイズは、ミニバンの基本となるボディサイズです。室内空間が広く確保されており、3列目のシートにも余裕があることから、ファミリーカーとして最適なタイプと言えます。
ベーシックサイズのメリットは、多くのメーカーから人気車種が販売されている点です。燃費性能に優れたモデルもあるため、総合的なバランスで考えれば、最適なボディサイズと言えるでしょう。どのサイズにすれば良いか決めきれない場合は、ベーシックサイズがおすすめです。
プレミアムサイズ
プレミアムサイズは、ミニバンの中でも最高級に分類されます。トヨタのアルファードのように、エクステリア・インテリアがラグジュアリーなデザインになっている車が多く、大排気量のエンジンが搭載されているのも特徴です。
プレミアムサイズのメリットは、高い走行安定性と高級感です。モデルによっては、オットマンなど通常の車にはあまりない装備があります。特別感のあるミニバンが欲しいという方は、プレミアムサイズがおすすめです。
燃費の良いミニバンのパワートレインの特徴
燃費はボディサイズや重量だけではなく、エンジンと駆動方式によっても異なります。燃費のいいミニバンを選ぶには、パワートレインの特徴を知ることも大切です。この項目では、エンジン種類と駆動方式についてご紹介します。
エンジンの種類
燃費のいいミニバンは、大きく分けて3種類のエンジンがあります。ハイブリッドは、エンジンと電気モーターの2つを組み合わせたものです。車両価格は高めに設定されています。走行状況によりエンジンと電気モーターを使い分けるため、ガソリンの消費が少なく燃料費の節約が可能です。
ディーゼルエンジンは燃料に軽油を使用し、他のエンジンより燃料費が安くなります。また、燃費性能が高くガソリンより力強い走りが体感できるでしょう。
ガソリンエンジンは軽量化され製造コストが安いため、車両価格も安く設定されている点が特徴です。
駆動方式の種類
燃費のいいミニバンは、2種類の駆動方式があります。2WDの前輪駆動は、エンジンが車体の前方へ搭載され、車内が広くなる・部品が少なく製造コストが抑えられる点が特徴です。
しかし、最小回転半径が大きくなる傾向にあります。後輪駆動はバランスがいい構造ですが、プロペラシャフトを通し駆動させるため車内が狭くなってしまう点がデメリットです。
4WDはエンジンの搭載場所に関係なく、4つのタイヤに動力分配する方式となっています。高速走行時の安定性やハンドリングの安定性がいいため、ミニバンにも多く採用されました。
しかし、2WDと比べると製造コストがかかり、車両価格が高く設定されています。また、車体が重くなるため、燃費性能が下がる点がデメリットです。
まとめ
ミニバンは街乗りからアウトドアまで使用用途が幅広く、ファミリー層からも人気です。燃費がいいミニバンランキングでは、トヨタのシエンタが1位でした。しかし、燃費だけではなく、運転環境や乗車人数などに合わせた車選びも大切です。
新車では購入が難しいという方でも、中古車であれば予算内でハイグレードの車を見つけることができます。全国展開しているネクステージは、幅広い在庫を揃えており、目当てのミニバンに出会いやすい環境が整っています。公式Webサイトからも在庫の検索ができ、そのまま見積もり依頼も可能です。気になる車の詳細ページから、お気軽にお問い合わせください。