車の購入をする場合、現金で購入する場合とローンで購入する場合があります。ローンを組むと金利がかかることもあり、少し高くなることは想定できます。しかし、それでは現金で払うことの方がお得になるのでしょうか。またなかには、ローンよりも現金で払う方が値引きされやすいなんて噂もあります。

そこでこの記事では、車の購入を現金で一括購入するとお得なのかどうかについて紹介します。

※目次※

1.【車の購入】一括購入のメリットとは

2.【車の購入】一括購入のデメリットとは

3.【車の購入】ローンを組むメリットとは?

4.【車の購入】ローンを組むデメリットとは

5.【車の購入】ローンは一括返済することも可能

6.【車の購入】一括購入かローン、あなたはどちら向き?

7.【車の購入】一括購入かローン、決める際のポイントとは?

8.【車の購入】費用を抑えたい!そんなときは

9.マイカーを手に入れるならネクステージにお任せ!

10.まとめ

■POINT

・貯蓄額に余裕がある人は、費用総額の低い「一括購入」がおすすめ!

・一括購入かローンで迷った場合は、「預貯金の残高」と「ローン返済を終えたい時期」を考慮しよう!

・費用を抑えるために中古車の購入もおすすめ。ネクステージなら全国展開しており、品揃えも豊富!

【車の購入】一括購入のメリットとは

月々返済の支払いが発生するローンとは違い、一括購入をした場合、その後の支払い義務がなくなります。一括購入をすれば、その車は自分のものになるので、自分の好きなように取り扱うことができます。

ここでは、車を一括購入するメリットについて触れていきます。

金利がかからない

一括購入の大きなメリットは、金利がかからないことです。これは車に限った話ではなく、家など様々なものに当てはまりますが、ローンで購入する場合は金利がかかります。金利はどんなローン会社を利用するかによって変わってきますが、金利がかからないということはほとんどないと言って良いでしょう。

金利が発生する以上、どれだけ低かったとしても、一括購入する場合より総額が高くなってしまいます。そのため、総額を安く抑えるという意味で言えば、現金で一括購入するのがお得でしょう。

車の所有者が自分になる

一括購入した場合、車の所有者が自分になるのも大きなメリットです。車をローンで購入した場合、実は車の所有者は自分ではなく、ディーラーやローン会社のものになってしまいます。そのため、ローンを完済しなければ、売却したり廃車手続きをしたりすることができません。

車を使用することはできるものの、所有権を持っていないというのは、想像するよりも様々な不便が襲いかかってきます。現金で一括購入をすることができれば、直ちに所有者が自分になるため、自分の好きなように車を取り扱うことができます。

毎月のローンの不安がない

こちらもローンに関係する話ではありますが、毎月のローンの不安がないというのも大きなメリットです。現金で一括購入はなくローンを選択した場合、月々の返済義務が発生します。どのようなローンを組むかにもよりますが、かなり大きな維持費としてのしかかってきます。月々の返済を支払いきれなくなってしまう人も少なくありません。

一括購入をした場合は、既にすべての支払いが済んでいるため、ローンの不安がなく過ごすことができます。

【車の購入】一括購入のデメリットとは

ここまで一括購入のメリットについて紹介しましたが、一括で支払いをするデメリットも存在します。それは、手元のお金が一気になくなるため、ある程度まとまったお金を用意しとかなければならないということです。

新車中・古車問わず、人気の車種を購入しようと思った場合、少なくとも100万円は必要になるのが一般的です。これだけの金額を一括で支払った上で、さらにその後の生活で困らないほどの貯金が必要になります。

【車の購入】ローンを組むメリットとは?

一括購入のメリットを確認すると、ローンを組むメリットはそこまで大きくないように見えます。しかしもちろんローンを組むメリットは数多くあり、場合によってはローンで購入した方が良いこともあります。

ここではローンで車を購入するメリットについて触れていきます。

資金計画を立てられる

ローンを組むメリットとしてよく挙げられるのは、一括支払いではないため、一時的に貯金を大きく減らさずに済むという点です。単純なケースで考えれば、300万円を一括で支払うのと、月々に10万円ずつ支払うのとでは、短期的な負担が段違いです。

またローンを組むときは、「何回払いでどれくらいの金額を支払うのか」が分かるため、資金計画を立てやすくなるというのもポイント。無理なく返済できるプランを立てつつ、資金のやりくりをすることができます。

現金がなくても車を購入できる

現金で一括購入する場合であれば、ある程度まとまったお金が必要になりますが、ローンの場合は現金がなくても車を購入することができます。現在では「頭金0円OK」とする販売会社も多く存在し、手軽にローンを組むことができます。

よほど収入が高くない限り、新車を一括購入できるほどの貯金は中々たまりません。しかし貯まるまで待っていては、必要な時期に車が買えないことも。そこでローンを使用することによって、手元に現金がなくても、車を購入することができるのです。

一括購入と支払い金額が変わらないこともある

ローンを組むと総額が割高になってしまうのが基本になりますが、中には低金利で車を購入することができるケースもあります。もちろん金利は必ず発生するため、総額はローンを組んだ方が大きくなってしまいますが、一括購入の場合と大きくは変わらない負担額で車を手に入れることができます。

車を一括購入するとなれば、貯金が大きく減ってしまいます。低金利のローンを組むことができる場合、「直近で大きなお金を用意する必要がない」ローン払いを選ぶ人も多いです。

【車の購入】ローンを組むデメリットとは

車を一括購入することができない場合は、ローンを組むのがおすすめですが、ローンを組むことにも様々なデメリットが生じます。

そもそもローンを組むにも審査がありますし、仮に審査が通ったとしても、金利負担や月々の返済が重くのしかかってきます。また所有者は自分ではないので、車を自由に取り扱うこともできません。

金利負担がある

ローンを組むデメリットとして大きいのは、やはり金利の負担がかかることでしょう。

借り入れ金額と支払総額を比べて、どれくらいの金利を支払わなければいけないのか、事前に把握しておくことが重要になってきます。

ローンを組むと毎月の支払いが発生し、維持費として重くのしかかってきます。

すでに他のローンを組んでいる場合は、長期間多額の支払いが続くことになるため、精神的にも負担がかかります。

ローンはなるべく計画的に利用するようにしましょう。

車の所有者が信販会社かディーラーになる

車を一括購入した場合であれば、直ちに所有者は自分になりますが、ローンを組んだ場合の所有者は信販会社かディーラーになります。

要するにローンというのは、車を担保としている状態なのです。

先ほども少し触れましたが、所有権を持っていない場合は、車を自由に取り扱うことができません。

例えば車の所有者が自分でない場合、新しい車の購入の際に、現在の車を売却する場合にも許可が必要です。

所有者を自分に移す場合は、ローンを完済する必要があるので注意しましょう。

ローンの審査がある

ローンを組む際は、審査を受ける必要があり、これに通らないとローンを組んで車を購入することができません。

これは厳密に言えば、「ローンを組むデメリット」というよりも、「ローンを組むと言う方法を選択するデメリット」にあたります。

なぜローンの審査があるかと言うと、「購入者に支払い能力があるかどうか」「社会的信用があるかどうか」を確認するためです。

一般的に会社員や公務員はローンを組みやすいですが、フリーターや自営業などの職種は、ローンを組みにくいと言われています。

【車の購入】ローンは一括返済することも可能

ローンは一括返済をすることも可能です。

一括返済をすることによって、本来支払わなければならなかった利息を払わなくて済むため、支払い総額を抑えることができます。

しかし一括返済にもデメリットが存在します。

ここでは、ローンの一括返済について幅広く取り扱っていきます。

ローンの一括返済とは?

仮に車の契約時に一括購入できず、一旦ローン組んだとしても、後でカーローンの残債を一括返済することもできます。

例えば、「ボーナスなどで、まとまった金額が用意できた」というケースはよくあります。

例えばディーラーのカーローンを組んで車を購入すると、契約時点では、車の購入金額すべてを支払っていない状態です。

そのため、所有者が信販会社やディーラーになっていることがあります。

ローンの一括返済によって、購入金額すべてを支払った状態になるため、所有権が自身に移ることになります。

一括返済のメリットって?

一括返済のメリットとして大きいのは、車の売却がしやすくなることです。

先ほども確認したように、ディーラー系のローンを組んだ場合、車の所有者はディーラーや信販会社になっています。そこでローンをすべて返済することによって、所有者の変更ができるようになります。

また早い段階で一括返済をすることによって、本来支払わなければならないはずだった利息を払わずに済みます。

最終的に総支払額を減らすことも可能なので、一括返済は常にプランの中に入れておきましょう。

一括返済する際の注意点

一括返済をする際に注意しておきたいのは、「利用しているかローンの仕組みがどうなっているか」ということです。

例えば一括返済や繰り上げ返済は、通常の利息とは別に「繰り上げ返済手数料」がかかることがあります。

特に支払い手数料や利息が、はじめから支払総額に含まれて計算されている場合もあるので、注意が必要です。

この場合、仮に一括返済を行ったとしても、まったくメリットにならないことがあります。

そもそも一括返済ができないローンの仕組みになっていることもあるため、事前に確認しておくようにしましょう。

【車の購入】一括購入かローン、あなたはどちら向き?

一括購入とローンは、性質が大きく異なっています。「自分が一括購入とローンのどちらに向いているかがわからない」という方もいらっしゃるでしょう。

ここでは「一括購入が向いている人」「ローンを組んだ方がいい人」について解説します。自分のライフスタイルを振り返り、どちらが適しているのかを見極めましょう。

一括購入が向いている人

一括購入が向いている人は、現在の貯蓄額に余裕がある人です。

長期的に見て総支払額を抑えたいと考えているのであれば、一括購入をすることがおすすめです。貯蓄額に余裕がある人は、まとまったお金を用意しやすいので、一括購入後もお金に困ることはほとんどないでしょう。

カーローンはいわば借金と同じなので、数年にわたって利息を払う必要が生じます。

その分一括購入であれば、購入と同時に自分が所有者になり、車を自由に取り扱うことができます

。毎月の支払いに抵抗があったり、車を自由に乗り回したいという人は、一括購入が向いていると言えるでしょう。

ローンを組んだほうが良い人

逆に貯蓄額に余裕がなくまとまったお金を用意しづらい人、貯金が一気に減るのを避けたい人は、ローンを組んだ方が良いでしょう。

もちろん金利が発生するため、総支払い額は大きくなってしまいますが、「月々の負担を減らしながら新車に乗ることができる」のは大きなメリットでしょう。

カーローンは、返済期間やローンの種類を変えることによって、予算やライフスタイルに合わせた対応が可能になります。

しかしまとまったお金が必要ないとは言え、月々の返済額が維持費として重くのしかかってきます。カーローンを組む時は、自分の収入や支出をしっかりと計算しておきましょう。

【車の購入】一括購入かローン決める際のポイントとは?

「一括購入に向いている人とローンを組んだ方がいい人」について解説をしていきましたが、それでも「どちらを選択すればいいのかわからない」という方もいるでしょう。

ここでは、一括購入かローンを決める際のポイントについて解説していきます。

預貯金の残高を確認する

まず重要になってくるのは、「一括購入をした場合に預貯金がどれくらい残るか」ということです。

車は決して安い買い物ではないため、一括購入すると、預貯金をすべて使い果たしてしまうというケースも珍しくありません。

預貯金がまったくない状態になってしまうと、何か別の理由で突然現金が必要になったときに、手元にお金がなく困ってしまうことがあります。

一括購入にかかる費用と預貯金を確認し、今後の生活をしっかりとイメージすることが大事です。

ローン返済を終えたい時期を考える

また「いつまでにローン返済を終えるかを考える」ことも重要です。

例えば子どもを産み育てるということになった時、ライフステージが進んでいくにつれて、様々な出費が生じることになります。

その出費とローン返済がかぶってしまうと、最悪の場合、家計が回らなくなってしまうおそれもあります。

このように、「ライフイベントとその時々にかかる費用」を可視化し、ローン返済の具体的なプランを想定する必要があります。

「いつまでにどれくらいの資金を準備しなければならないか」を把握したうえで、「ローンの返済はいつまでに終えるべきか」を考えるようにしましょう。

【車の購入】費用を抑えたい!そんなときは

一括で購入するにせよ、ローンを組んで購入するにせよ、車の購入にはとても大きな費用が掛かります。「車を購入せずに車に乗る方法はないか?」というニーズもあるでしょう。

ここでは「カーリース」や「レンタカー」など、購入せずに車に乗る方法を解説した後、購入費用を抑えるための取り組みについても触れていきます。

カーリースを利用する

費用を抑える代表的な方法として、カーリースを利用するというものがあります。

カーリースは、毎月一定額を支払うことによって、希望する車を長く借りられます。

特に購入にこだわっておらず、「車が乗れさえすればそれで良い」という方に向いています。

コンパクトカーや軽自動車などは、月1万円台から新車に乗ることも可能です。

しかしリースの場合は月間の走行距離に制限があったり、車のカスタマイズが自由に行えない、途中解約が難しいなどのデメリットがあります。

カーシェアを利用する

カーシェアは、正確にはカーシェアリングと言い、会員になった人が多数の車を共有して使用することです。

車を保有していれば、まったく乗っていなかったとしても維持費がかかります。しかしカーシェアの場合は、「乗りたい時に乗りたい分だけ利用する」ことができます。

そのため、「維持費を安く抑えたいと考えている人」「利用頻度が低い人」「車を所有することにあまり興味がなく、こだわりが少ない人」に向いていると言えるでしょう。

中古車を購入する

新車ではなく中古車を購入することによって、費用を抑えるという方法もあります。

新車ではなかなか手が出せないグレードの車種であっても、中古車なら安い価格で購入することができ、上級グレードの乗り心地を味わうことができます。

また中古車を購入するメリットは、価格だけにとどまりません。例えば新車では手に入れにくい特別使用者であったり、限定使用者が購入できる可能性も高まります。

掘り出し物が見つかる可能性があるのも、中古車購入の大きな魅力と言えるでしょう。

マイカーを手に入れるならネクステージにお任せ!

ネクステージは、全国的に店舗を展開しており、豊富な品揃えが特徴です。

グレードや年式など、お客様こだわりの1台を探すことができます。修復歴のある車やトラブルの多いモデルは一切扱っていないため、慣れていないお客様でも安心して車を選んでいただくことができます。

他店舗にある在庫は、最寄りの店舗に取り寄せることも可能です。

またネクステージの中古車には多彩な保証サービスがあり、無料保証はもちろん、メンテナンスパック「サービスサポート」などの有料保証も充実しています。

中古車で何かお困りのことがございましたら、お気軽にネクステージまでご相談ください。

よくある質問

Q.車を現金一括で購入するメリットは?

A.現金一括で購入する最大のメリットは、支払い総額が少なく済むことです。ローンを組むと利息が発生するため、最終的に支払う金額は、もともとの購入金額よりも高くなります。また、ローン返済中はディーラーやローン会社に所有権が帰属するケースが多いですが、現金で購入すれば最初から自分のものになるのも魅力です。

Q 車を現金一括で購入するデメリットは?

A.現金一括での購入を前提とする場合は、手元に十分な資金がなければ欲しい車を買えません。予算オーバーするときは、購入車種を変えたり、グレードを下げたりする必要があります。それでもローンを組みたくない・組めないという場合は、中古車がおすすめです。同じ車種でも手が届く可能性が高くなります。

Q.車をローンで購入するメリットは?

A.ローンを組めば、手元にまとまった現金がなくても、目当ての車を購入できます。車のローンでは、頭金が不要というケースも少なくありません。また、一括で購入できるだけの貯金があっても、一度に大金を支払うことに不安を感じることもあります。少しずつ返済するローンのほうが経済的にメリットがあるケースもあるでしょう。

Q.車をローンで購入するデメリットは?

A.ローンを組むと、発生する利息分、支払い総額が多くなります。金利が高いほど、借入期間が長いほど、その負担は大きくなる点に注意が必要です。また、ローンには所定の審査があります。契約者の年齢・収入・勤務状況・信用情報や借入希望額(購入額)によっては、審査に通らないケースもあることを覚えておきましょう。

まとめ

いかがだったでしょうか。現金とローン、どちらが安く購入できるのか?という議論はよくなされていますが、答えはどちらでもありません。

ただ、交渉材料の一つとして、現金による一括購入がある可能性は十分にあります。ただしローンで購入する場合は、どれだけ低くても基本的に金利が発生します。

そのため手元のお金に余裕があるのであれば、一括で購入するのがおすすめです。